棚泉群生態系

ほうせんぐんせいたいけい

棚泉群生態系 - ほうせんぐんせいたいけい

記録者:フランス代表 ダニエル・ド・デュラン

 棚泉群生態系は「ほうせんぐんせいたいけい」が正しい読み方であるが、一般には「たないずみぐんせいたいけい」と呼ばれている。
 トルコ西部デニズリ郡の世界遺産であるヒエラポリス・パムッカレに似た景色が広がっている。それぞれの泉は最大幅20kmから30km程度を有し、それぞれ異なる美しい水を湛えていた。
 パムッカレのように、一つ一つが石灰のような石の壁で区切られており、その一つ一つで水の色合いも、上から確認できる限りの動植物相が全く異なるのである。ここでは地理的に非常に近距離にあるにも関わらず、ほとんど動植物の行き来がないようだ。独立した生態系を有すこの棚泉郡生態系のみであっても、この先数十年にわたって新発見の宝庫となるだろう。
 一つ一つの棚泉はブルーホールのようにかなり深くまで水を満たしている。その透明度は高いものの、いざ石を括り付けてロープを垂らしてみると、約百メートルのところでなにものかにロープを食いちぎられてしまったのだった。はじめは潜ろうかと思案していた研究者たちも、ナイロンの頑丈なロープを食いちぎった得体のしれない生き物がいる暗闇に潜るほどの勇気が生まれず、棚泉の底に関しては未知のままである。現在は深海探査に堪えうる小型カメラを準備しているところであり、この到着が楽しみだ。

あとがきなど

Lorem ipsum, dolor sit amet consectetur adipisicing elit. Recusandae ipsa praesentium non est, consectetur nulla ab sint distinctio corporis provident, voluptatibus sapiente. Placeat accusamus illo facere totam labore quae quod!